【不動産コンサル事例 vol.09】大阪ミナミの人気エリア!高騰する都心物件の値付けはいかにする?

2024.10.01

お客様より実際にサンジミアーノにいただいた相談事を、どのように解決するのか?様々な事例をご紹介します。

今回のご相談内容はこちら。

大阪ミナミの人気エリア!高騰する都心物件の値付けはいかにする?

お客様(売主様)

弊社が所有する、西心斎橋の土地・物件を売却予定です。
物件込みでの売却を考えていますが、売買価格について社内で揉めていまして…。
プロからアドバイスをいただきたいのです。

立地はいわゆる大阪「ミナミ」ですね。
元々人気のある繁華街ですが、近年買い需要が更に高まっているエリアです。

サンジミアーノ

大阪市中央区の難波・心斎橋・道頓堀・千日前を中心とした通称「ミナミ」は、その範囲の一部は浪速区にもまたがる、面積としては日本最大規模の繁華街・歓楽街です。
今回の物件は、そんな大阪ミナミの西心斎橋にある好立地。詳細は以下となります。

  • 大阪市中央区西心斎橋の好立地。近所にはアメリカ村や道頓堀がある。
  • 土地面積は22坪。
  • 建物は築40年、鉄骨造の3階建てで延床面積約45坪。

お客様(売主様)

こうしてみると立地以外はパッとしない印象なんですよね。
なるべく高額での売却を希望しているんですが、土地も広くないし、なにしろ建物が古い。
我々が希望している売買価格で買い手が付いてくれるのか、どうにも心配で…。

大丈夫です。
近隣の取引事例と併せて、賃料収入の将来予想額なども試算してみました。
このデータによれば、もう少し強気な売買額でも買い手はつくと考えられますよ。

サンジミアーノ

お客様(売主様)

えっ、こんなに…!?
我々も近隣の家賃や過去の取引事例は調べられる範囲で調査していましたが、もっと広くて新しい物件と比べても遜色ないように思えますが…。

直近の地価公示価格からも、大幅な値上げ基調が確認できます。
現在の経済情勢や物件の好立地に期待して、強気の値付けをしてみるのがおすすめですよ。

サンジミアーノ

地価公示価格とは

適正な地価形成に寄与するために、国土交通省土地鑑定委員会が公示する「土地の価格」の基準数値です。
毎年1月1日時点の、標準地の正常な価格が算出され、同省が3月に公示します。
地価公示価格は路線価(相続税評価額)、固定資産税評価額、実勢価格とは異なる特徴があります。

公的機関が公表している「土地の値段」はこのほかに、「基準地価」「路線価」があります。

公示地価 基準地価 路線価
調査主体 国(国土交通省土地鑑定委員会) 都道府県 国税庁
価格の決め方 1地点につき、不動産鑑定士2名以上による鑑定評価をもとに決める。 1地点につき、不動産鑑定士1名以上による鑑定評価をもとに決める。 公示地価や売買実例価格、不動産鑑定士等による鑑定評価額などをもとに決める。
評価時期 毎年1月1日時点 毎年7月1日時点 毎年1月1日時点
発表時期 毎年3月下旬 毎年9月下旬 毎年7月1日
調査地点 「標準地」1m2当たりの価格 「基準地」1m2当たりの価格 路線(道路)に面する土地の1m2当たりの価格

協議の結果、お客様の希望売買額で買い手が付くと判断し、媒介営業を始めます。 まずは、個別顧客に対して水面下での営業を行っていく方針です。

サンジミアーノ

お客様(売主様)

社内でもこの価格で買い手が付けば願ってもないと、嬉しい声が上がりました!

良い買い手様を見つけられるよう、引き続き営業をよろしくお願いします。

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