弊社では数年前に、新しい資金調達手法として「小規模不動産特定共同事業」へ登録、資格を取得しました。
世の中の流れが、これまでの金融機関経由の間接的な資金調達から、顧客ひとりひとりからの直接的な資金調達に変化していくだろうと予測してのことでした。

昨年にはこの手法で、奈良県明日香村の小さな古民家を改装・民泊運営するための資金を募ることができました。
実際にこの手法を利用した感想としては、行政側も監督官庁も、そして実践する我々も、まだまだ慣れていない感が否めない。
これから沢山の事業者に活用してもらうためには、さらに法整備や手続きなどの改善していく必要があるのでは、と感じました。

改めて「小規模不動産特定共同事業」について勉強し直してみようか、と思い、大型本を手に取りました。
この分野でのスタンダード…基準や指針、ルールなどを構築するために、弊社も一役買うことができればと思う次第です。

Author／樫井 賢一