創造的破壊について

2023.11.01

先日、とある経済セミナーに参加した際、久しぶりに『創造的破壊』というキーワードに触れた講演を拝聴しました。
これは経済学者であるヨーゼフ・シュンペーターの著書『資本主義・社会主義・民主主義』にて提唱された経済学用語です。
講演では、資本主義的経済発展のためには『創造的破壊』が大事である、とのこと。
これをきっかけにして、改めて『資本主義、社会主義、民主主義』を再読しました。

『創造的破壊』を成すためには、『創造的内的流通』がキーポイントのひとつなのでは、と閃きを得ました。

人と人、企業と企業、国と国の間において、物的交流より更に深部にある内的交流…感情や心に関与する交流に変化を与えることが要点。
内的交流を一旦破壊(この場合は断ち切る・止める等)し、新たな内的交流を創ることが、発展の導火線となるのではないか。
この閃きを深化させ、論理付け、一般化したいなと考えています。

Author/樫井 賢一